コミュニケーションの方法はみんな違ってみんないい

[第11回みみここカフェ イベントレポート]

Screen photo at the start

2022年6月26日 梅雨がまだ明けぬうちからの猛暑、がんがんと太陽が照りつける日曜日の朝。「みみここカフェ」のオンライン会場に、8人の参加者があつまりました。
今回、初めての参加者は難聴のひろみさん、拓海君(小6)とそのお母さま、もはや常連になった心くんの妹で花さん(小2)の4人です。
子どもが3人というとても頼もしい顔ぶれになりました。
また今回、いつもレポートを書いてくださる池田美砂子さんから引き継いで、参加者の一人である私、由美が参加者の立場でこのレポートを書いてみます。
何分不慣れで読みにくいところが多々あるかと思いますが、どうか最後までお付き合いください。

※過去の「みみここカフェ」レポート
【第1回 2020年10月開催】障害をこえて誰もが心通じあえる社会は、つくれる。
【第2回 2020年12月開催】誰もが特性を持って生きている。“人と人”として向き合うということ。
【第3回 2021年2月開催】ごちゃまぜだからこそ、”自分”がわかる。わかりあえる。
【第4回 2021年4月開催】「あなたのことをわかりたい」。支援する側・される側、その想いが交わるとき。
【第5回 2021年6月開催】「聴こえる・聴こえない」「男・女」じゃなく、「私は私」。”2極の世界”から飛び出して、軽やかに生きるために必要なこと。
【第6回 2021年8月開催】笑顔の先に、あらゆる障害のない社会を見据えて。
【第7回 2021年10月開催】“適度な無関心”が居心地の良い社会をつくる。
【第8回 2021年12月開催】 図々しく生きていこう。その一歩が、“スローコミュニケーション”という文化につながるから。
【第9回 2022年2月開催】 「死」を語ること。それは、「生」を考えること。
【第10回 2022年5月開催】 怒りや嘆きではなく、自分から「好き」を伝えよう。

 

Photo of MC Tsugane

いつも司会を担当しているサポーターの歩さんがお仕事の都合で欠席の為、4heartsの津金さんが司会を務めます。
いつものように自己紹介から始まりました。順調に2人を終えたところで「由美さん!由美さ~ん!!」と呼ばれていたことにやっと気がついた私。
実はこの時、音声認識を表示させていたパソコンの故障で音声認識が大遅延していたのです。手話通訳もついていますが、私は音声認識の文字をたよりにしているために文字がないと参加者の話がわかりません。急遽、音声認識に使用しているPekoeに各自ログインするという方法を試みました。音声認識が必要なのは初参加のひろみさんと私と那須さんの3人。

私のパソコン画面に音声認識表示の字幕がうまく映し出せないために30分以上進行が中断しました。不慣れなために皆さんを待たせていることに、私が居なければスムーズに進められるのにと申し訳ない思いでいっぱいでしたが、このメンバーは、人をせかせることもなく、文句を言うこともなく、私のパソコンに字幕が見やすい状態になるまで待ってくれました。
ふと画面を見てみると、常連のReeさんが指遊びをしながら子どもたちの気持ちをつないでくれています。
だれ一人取り残すことなく進めていくというまさにスローコミュニケーションの実践です。
那須さんから「進行出来なかった事を、まだか、なんでだよ、早くしてよ、じゃなくて、ゆっくり、ちょっとそこを待って、だれ一人取り残さない形で進めていくっていうのがスローコミュニケーションだと私は思っています」

photo waiting for the characters in speech recognition to appear

  

30分遅れで自己紹介が終わった後。いつもの哲学対話の時間です。
『哲学対話』名前は堅苦しいけれど、みんなが、他ではなかなか話せない話を、掘り下げて、相手の立場に立って、ゆったりと優しく語り合っていくのが、この対話の特徴です。
『みみここカフェ』に参加し始めて1年半、不思議なのですが、私はこの対話を通して今までの人生では出会えなかった、かけがえのない人たちに出会うことができました。

会ったことがある人の顔、覚えていますか?

最初はゆうさんが話し始めました。

ゆうさん:以前から思っていたんですけど、最近、明らかにわかったことがあって、わたし、人の顔が全然覚えられないんです。例えば「みみここカフェ」のメンバーというくくりの中ではこの人がかおりちゃん(4Hearts 代表)、この人が津金さん、というふうにわかるんですけど。例えば、かおりちゃんがあっちから歩いてきました、となるとたぶん気づかない。グループの誰かというのはわかっても枠組みがとれちゃうと、誰だかわからない。昔は、ちょっと人の顔を覚えるのが苦手だなとは思っていたけれど、最近、確実にそうだなっていうことに気が付いた。皆さん、人の顔ってどうやって覚えてるんですか?

ゆうさんの問いかけにひろみさん、Reeさん、那須さんがぞれぞれに体験談を語りました。

ひろみさん: オンラインで会うときと実物って、 すごく違うんです。私仕事で、オンライン使って、たまに出社するんですけど、 入社してから会ってない方とかに実際に会うと、自分が想像していた身長 、大きさとかイメージと全然違うので、 覚えられないんじゃなくって、思っているのと印象が違うから、リアルであっても気づかないっていうのがあるかな。それはなんか普通の人でも起こることっていうか。逆にわたしは、名前が全く覚えられないんです。会っても名前が出てこなくて、「久しぶり~」と言ってごまかしています。

Reeさん: ぼくの場合は、この人は会ったことがあるってことだけがわかる。誰かわかんなくても。あとは雰囲気を認識していることが多いです。何か細かい顔のパーツは覚えられない。髪型とか変わっても気づけないです。

那須さん: 実は私も人の顔が覚えられなくて、身近にいる人の顔もおもいだせなくて、それは少し真剣に悩んだことがあったんですが、気にしないことにして。チャレンジキッチンで、接客していて、「先週来ました」と言われても「??」ってなるんです。だけど、その人と話をしていると話した内容を思い出す感じ。顔のつくりとか表面で人を見てなくて、相手と話しているときにその中身で見ている、そんな感じだと思うんです。

津金さんが心くんに尋ねました。

津金さん: 心くんは、お友達の顔とかおぼえられる?

心くん: うん。名前も覚えられる。知り合いから例えば、その友達のお母さんのまたお友達みたいな感じで繋げていくと顔とか名前とかは覚えられる。

津金さん: 繋がりを考えて思い出すって感じ?。

心くん: うんうん。

Shin-kun photo

ゆうさん: 以前、保育園で働いていたことがあって、子供の名前を覚えないといけないとなると、20何人かの顔と名前を一日で覚えられるんです。でもそれは保育園という箱のなかにいるときだけで、別の場所であったら全くわからない。
例えば、夫と初めて会った時、1対1でかなり長く話したんですが、翌日もまた会ったとき、だれだかわからなかったんです。数年後に、夫に「どうしてあの時挙動不審だったの?」って聞かれました。

ゆうさんの話をきいて、ひろみさんが、以前読んだ記憶の話をしてくれました。仕事や責任が伴えば記憶できるし、その枠が外れれば記憶できない、それは普通のことなのではないかと。

人の顔が覚えられないけれど、人の中身がしっかり見えてくるとその人がだれだか思い出す。皆さんいろいろなんだなと思って、自分はどうかな・・と考えながら私は皆さんのお話を聞いていました。人の顔が覚えられないと最初に告白したゆうさんが、以前働いていた保育園で20人前後の子供の顔と名前を一日で覚えたなんて、責任感の強い人なんだと感心しました。

人工内耳と耳の聞こえの話

このあと、話題が耳のきこえの話になりました。
ひろみさんは、左耳に人工内耳をいれておられます。補聴器の効果が低いので、右耳には補聴器を入れないでいるとのこと。手術から1年経ち、両耳人工内耳にと勧められているそうです。全身麻酔だし、片耳でも効果があったのでしばらく片耳だけでと思っておられるとのことです。
那須さんも同じく、左耳に人工内耳、右が補聴器ですが、人工内耳のほうがパワーが強くて、人工内耳に頼ると右の耳は使ってないみたいな感じなので、両方人工内耳にしたほうがいいのかなと思いながらも、リハビリに1年通うのかと思うと大変なので、手術には踏み切れないでいる状況だそうです。
人工内耳の話はなかなか聞く機会がないので貴重です。

Photo of Hiromi who has a cochlear implant

ひろみさん: 人工内耳にして、何年ですか?。

那須さん: 3年くらいです。

ひろみさん: 私はまだ1年目です。両耳を進められるんですけど、全身麻酔だし、片耳でも効果があったので、しばらくは入れないで考えようかなと思っています。

那須さん: 私はもう少し年齢がいってから、聴力が落ちてからにしたらといわれています。

ひろみさん: なるほど、考え方はいろいろあって、聴力が落ちてからだときこえる感覚を忘れてしまうので、AIと同じで、覚えているうちに入れたほうが効果は高いよ、という考え方で勧められています。私が人工内耳をいれた時、周りから「手術したんだからきこえるようになったよね」って言われました。私は自分から、「普通にきこえるようになるわけではない」と答えました。
周りの人には「きこえる」言うと配慮がなくなるので、ちょっと厳しめに自分の障害を伝えているんです。人工内耳を入れたからといっても、眼鏡みたいにかけたら見えるというのとは違うと話しています。

私も以前は人工内耳をと考えていましたが、65歳という年齢にはダメージが強すぎる。
かと思うと踏み切れず、今は聞こえない人として生きていこうと決めています。
人工内耳の体験者の話ももっといろいろ聞いてみたいですね。

子どもたちが考えるスローコミュニケーションとは

ここで少し話題を変えましょうと進行役の津金さんより提案がありました。 すると、小学生の心くんの手があがりました。
心くんは、先日初めて会った時に声をかけてくれた拓海くんにその気持ちを尋ねました。拓海くんもゆっくりと言葉を選びながら、参加のきっかけを語ってくれました。

Photos of Shin-kun, Takumi-kun, and Takumi-kun's mother

心くん: 拓海君に質問したいなとおもって、初めて由美さんと一緒に来られてスローコミュニケーションの「サイレントアート」をやったと思うんですけど、そこから、すごくかかわりたいと言ってくれて、そのかかわりたいと言ってくれた理由を教えてもらっていいですか。

拓海くん: スローコミュニケーションの取り組みを由美さんがやっているというのもあるんですが、テレビで(4Hearts代表)那須さんを見たとき「めちゃかっこいいな!」って思ったんです。生まれたときから耳が聴こえないという那須さんがやっている取り組みを、同じ気持ちの心くんとも一緒にやりたいと思ったんです。

続けて那須さんも拓海くんに尋ねました。那須さんの問いかけにも時間をかけてゆっくりとした口調で答えてくれました。

那須さん: 拓海くんはその時、例えば、人とかかわりあいたいと思ったのか、手話を覚えたいと思ったのか、何か入り方がいろいろあったと思うのですが、どうですか?

拓海くん: 人とかかわりたかった。一般人の僕でも障害者を助けることができるんだったら、やってみたいと思いました。

すると、すっと手が挙がり、拓海くんのお母さんの思いも聞くことができました。

Photos of Takumi-kun and Takumi-kun's mother
           

三浦さん: 拓海が那須さんと由美さんからお話をもらってきた時、私もずっと思っていることがあって、子供を通して知り合った方に耳のきこえの悪い方がいらして、コミュニケーションがとりづらいのですが、「しゃべりたい、一緒にいたい」という気持ちがあるんです。だからしゃべりづらい状態でも表に出やすい環境があるといいなと思っていたんです。また知り合いのお子さんが聾学校にいっておられて、耳がきこえないってどんな世界なのかもっと知りたくて、私も拓海と一緒に参加するようになりました。

ここで、津金さんから「由美さん!」と不意に振られました。慌てましたが、私が拓海くんを4Heartsの取り組みのひとつ、こどもサイレントアートに誘った理由をお話させていただきました。
拓海くんは、私が経営している書道教室に4年生から通っている生徒の一人です。
初めて見学に来た時、「お稽古を始めてみますか」と聞くと文字で「よろしくお願いします」と書いて答えてくれました。
「わたしは耳がきこえません。筆談でお願いします」とたのんでも初めから筆談してくださる方は、ほとんどいません。拓海くんのこの行為に私はとても驚きました。またその機転のよさとやさしさのおかげで、彼と話をするとき、私は声で、彼は筆談で、聞こえたふりをしたりごまかしたりすることなく、いつも安心して話すことができます。
私だけではなく、いろんな人とのかかわり方をもっと知ってほしいと思って、スローコミュニケーションプロジェクトのひとつ、「子どもサイレントアート」に彼を誘いました。ぜひこの取り組みを通して、きこえない人、きこえにくい人と、どうすればうまくコミュニケーションがとれるのかを、体で覚えてほしいと思っています。

しゃべれるのに? きこえない、きこえにくいを伝えるのは難しい

「耳が聞こえないので筆談をお願いします」といっても中々筆談をしてもらえない」という私の言葉をうけて、那須さんが「きこえないこと」をきこえる人にわかってもらうのは本当に難しいと語りだしました。ひろみさんも難聴の時期が長くて、「きこえにくいこと」を人に伝えるのがとても大変で、どう説明してもわかってもらえなくて困ると言います。
ひろみさんの体験談は、まるで私の話を聞いているようでした。

那須さん: ついこの間のことなんですが、初めての人と話をしていて、「私は生まれつき、聴こえなくって人工内耳をつけています」って言うと、「きこえないんですよね、どうして人工内耳つけたんですか。補聴器をつけているのに、どうして人工内耳をつけているんですか、それでもきこえないんですよね」と言われて。「きこえない」の捉え方が、きこえる人にはわからないみたいで、「音は入ってくるのですが、それを判別することができない」と説明してみましたが、やっぱり、その人はピンときていないようでした。
何回説明してもわからない、あるいは体験しないとわからないのか、どうしたらいいのかって、考え込んでしまいます。

ひろみさん: 私は4級なんですが、この障害者手帳を取るまで、大変でした。周りの方に「きこえない」のではなくて「きこえづらい」、難聴のことをお話ししたんですけど、キョトンとされて。「雑音があるとわかりづらい」とか、「周りがうるさいとダメ」とか、子供が「ガーッ」てしゃべっているときはききづらいとかって説明するのですが、「そんなの普通の人でも同じだよ」と言われて、変な人みたいな感じで見られ、すごく傷ついたことが何回もあったんです。世間の人は、何も知らなくて、「きこえるか」、「きこえないか」の2択でしかとらえない。難聴の説明は本当に難しくて、「英語のヒアリングが聞き取れないときの感じに似ているかな・・・」と話したときは、少しわかってもらえたようです。

Photo of Nasu-san

私は、40歳くらいからきこえが悪くなって、20年間少しずつきこえなくなる難聴を経験しました。今、ほとんどきこえません。その間に5種類くらいの補聴器を使いました。人の話をききたいと思って頑張ってきましたが、最近は補聴器をつけてもあまり効果がありません。会う人会う人に「わたしはきこえません」と伝えますが、そんなに流暢にしゃべれるのだからきこえているだろうと勝手に判断されて、どんどん声で話しかけられます。試しに筆談で話しかけてみると、何も言わないのに筆談で答えてくれた人がいました。
きこえない者同士でも、相手がどれほどきこえているのかを知るのは難しいように思います。

続けて那須さんが、自身が人と会話するときの苦労を話してくれました。

那須さん: 私は、相手の口元を見て、相手の言っていることを咀嚼して、理解する読唇ができるのですが、これも唇を読む、そして頭で考える、それからわかった、までにタイムラグがあって、会議みたいな場所で、自分の意見を早く言わなくちゃと思うと、言いたいことと自分の気持ちが乖離するような、ずれちゃうこともあって。ひと呼吸おきながら、ゆっくり話せる場所も大切だなと思います。

世間の人は「きこえるか」「きこえないか」2択でしかとらえない、とひろみさんがおっしゃったように、難聴を説明するのは本当に難しい。難聴を長く経験してきた私こそが、同じ経験をしている人たちに寄り添えるようにならねばと改めて思いました。
また、4Heartsで開催している、「子どもサイレントアート」で、実際に「きこえない体験」をしてみるのは、きこえないことを知るとてもいいチャンスだと思います、(きこえの)段階別に難聴の体験もできるようになるといいですよね。

コミュニケーションの方法は声だけではない、いろいろあるよ

拓海くんのお母さんである三浦さんから私に書道教室での子どもたちとのコミュニケーションについて問いかけがありました。

三浦さん: 書道教室の子どもたちと、どんなふうにコミュニケーションをとっているのですか?

由美: きこえる耳があれば楽だろうと思うことはしばしばですが、子どもも困っていて、いろいろ工夫してくれます。子どもの目や表情から出てくる言葉、「ボディーランゲージ」とか「アイコンタクト」とか、大切な連絡事項はホワイトボードに書いてくれます。拓海くんとは筆談で話していますが、そのうち手話で話せるようになったらいいなと思っています。

私の答えに三浦さんは、「繋がりたいという気持ちが大切なんですね」と受けとめてくださいました。そして、今度は私から拓海くんに問いかけ、少しやり取りをしました。拓海くんは、やはりすごく時間をかけてゆっくり言葉を選びながら答えてくれました。

由美: 拓海君、あと5年たったら、私たち手話で話そうね。
(5年は、覚えの悪い由美のための猶予期間)

拓海くん: はい。

由美: でもどうかしら、やっぱり声と声とで話したいよね。

拓海くん: 僕、話すことが苦手だから自分の考えを考えながら、紙に書いていって、なんか消しゴムで消したりできるし、だから筆談のほうが話しやすかったりします。声と声で話さなくても、僕はどちらでもいい感じ。筆談のほうがいいかもしれません。

拓海くんのこの言葉を聞いて、「声と声で話すことが当たり前ではなく、人それぞれの言葉で話せるまちができるようでわくわくします」、と話してくれた方がいました。

Photos of Takumi-kun and Takumi-kun's mother

そして、那須さんから、飲み会で、みんなでこんな風におしゃべりしていると、模造紙筆談を紹介してくれました。あのときは、本当に最高に楽しかった!そのときの模造紙は私の宝物です。

那須: 先日、飲み会で、テーブルの上に模造紙を敷いて、飲みながら食べながら、筆談したんです。コップや皿をのけながら、どんどん書いて、感情ものって、でっかい字になったり、雑談風になったり。あれって気持ちが目で見えるからすごくいいなって思いました。
あの時の模造紙、由美さん、大事そうに持って帰りましたよね。

由美: はい、ありますよ。見せましょうか。この日の筆談は、最高に楽しかったね!

最後に津金さんから「いろいろな相手に合わせたコミュニケーションができるといいですね」という言葉で今回の哲学対話はおわりました。

2時間という時間があっという間に感じられました。参加者から出た言葉のすべてを紹介することはできませんが、全部聞いてほしい言葉ばかりでした。初めて参加してくださったひろみさんはご自身の体験を丁寧に話してくださいました。小学生たちも、よく聞こえる耳で大人たちの話をしっかり聞いてくれたと思います。だれ一人取り残されることのない、一緒に学び、一緒に遊び、ともに生きていくこれからのまちづくりに貢献してくれることを期待します。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

次回の「みみここカフェ」は8月21日です。
またいろんな方たちとお会いできることを楽しみにしています。

8月21日(日)10時〜 お申し込みはこちら

4Heartsにご提供頂いている株式会社リコーの音声認識pekoeの紹介はこちら

[文:由美(みみここカフェ参加者)]

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