『咲む(えむ)』令和へのメッセージ 共に生き共に笑いあえる社会へ

全日本ろうあ連盟創立70周年記念映画『咲む(えむ)』

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全日本ろうあ連盟創立70周年記念映画『咲む(えむ)』公式サイト  https://emu-movie.jp/

あらすじ
看護師試験に合格したろうの女性の瑞月(みづき)は、就職活動で苦戦。
そんな折、ある村の診療所で雇われる話が舞い込み、意気揚々と村にやってきた瑞月。
しかし、採用を見送られることになり、落ち込む瑞月に役場からの仕事の紹介が…。村に住みながら懸命に取り組む瑞月だったが、様々な壁が瑞月を阻んでいく。
相手を想っての行動が思わぬすれ違いを生み、そのわだかまりを解くこともできずに苦しんでいる大人たち。
瑞月の起こす行動は、そんな大人たちを少しずつ変えていく。
そして、村も大きく変わっていく…。

全日本ろうあ連盟創立70周年記念映画『咲む(えむ)』公式サイト(https://emu-movie.jp/)より

 

 全日本ろうあ連盟創立70周年記念映画『咲む(えむ)』 全国初公開上映会・制作発表が、8月16日(日)に神奈川県横浜市で行われました。午前と午後の2回に分けて開催され、上映後には監督・脚本の早瀬憲太郎、主演の藤田菜々子、共演の島かおり、丘みつ子、次長課長 河本準一が揃って登壇。舞台挨拶が行われました。登壇者はソーシャルディスタンスに配慮した距離を取ったほか、客席も一席ずつ空席を設けるなど、衛生面に十分に配慮する形で実施されました。

 映画のタイトル『咲む』は、日本最古の歌集『万葉集』巻十六・三八一七「かる臼(うす)は田盧(たぶせ)のもとに吾背子(せこ)はにふぶに咲(ゑ)みて立ちませり見ゆ」から採られています。

(引用)
「咲む」には、笑い顔になる、花が咲き始めつぼみがほころびる、果実が熟するという3つの意味があります。この美しい言葉を是非多くの人に知ってもらいたいと考えました。
昔から伝わるこの言葉は、長年のろうあ運動が目指してきた誰もが共に生き共に笑いあえる社会にもつながります。全日本ろうあ連盟70年の運動は多くのろう者とそれを取り巻く社会に「咲み」をもたらしました。未来の耳のきこえない子どもたちにそしてすべての人達に多くの「咲み」をもたらすべく未来に向けてこれからもろうあ連盟は前を向いていきます。

「咲む」は未来に向けた私たちのメッセージです。

監督・脚本 早瀨 憲太郎

 

「咲む」の手話表現もこれに倣い(えくぼ+多くの花が咲くさま)を表します。「令和」の手話表現も(花のつぼみがゆるやかに開くさま)を表します。どちらも『万葉集』から採られたという共通点があります。

 全日本ろうあ連盟70周年を迎えた今日、令和の時代へのメッセ―ジとして笑顔で人と人が繋がりあう未来へ向けて、前に進むための力強い映画作品となっています。

 

 

 

 「咲む」の手話表現

Sign language expression of "blooming"

手話言語では、右手人差指を頬に当てて、えくぼを表し、前に向けて右手で、多くの花が咲くさまを表します。
「多くの花が咲き、多くの笑顔があふれる、周りを幸せにする」という意味が込められています。『咲む』の手話表現は、全日本ろうあ連盟が(社福)全国手話研修センター日本手話研究所の協力を得て、確定しました。
全日本ろうあ連盟創立70周年記念映画『咲む(えむ)』公式サイト(https://emu-movie.jp/ )より

 

「令和」の手話表現

Sign language expression of "Reiwa"

花のつぼみがゆるやかに開き、やがて花びらが環(わ)となった指先からふくよかな薫りをはなち、和みゆくさまを表しています。
日本手話研究所 新元号「令和」の手話表現について
https://www.newsigns.jp/reiwa