聴覚障害者とは?
自分の中にある考えや感情を自分の言葉にして伝えること、それが温かく受け止められること――。こんなあたりまえのことが、困難な時代がありました。
そして今でも、それが難しい人たちがいます。
聴覚障害の問題の本質とは?
聴覚障害は「コミュニケーション障害」や「情報障害」と言われます。SNSやテクノロジーが発展し、音のハンデをカバーする方法はたくさん出てきていますが、聴覚障害の問題の本質はあまり社会に知られていません。だからこそ、当事者のひとりひとりが、自分たちのことを言語化し社会に発信しなくてはならないのに、コミュニケーション障害ゆえにうまく伝わらないことが多々あります。
POINT.01
失聴時期、聴こえの度合い、残存聴力や補聴器・人工内耳の活用具合、育った環境や教育方針、手話言語と出会ったタイミングなどさまざまな要素が複雑に絡み、ひとりひとり問題の本質が異なる。
POINT.02
「自分には何ができて何ができないのか」「なぜ悲しいのか」「なぜ好きなのか」、そういう自分の考えや感情を、うまく言葉にできない子どもたち。そしてその親も、子どもの気持ちを分かってあげられないと悩む。
POINT.03
「どう進路を決めたのか」「どう生き方を決めたのか」「どんな挫折があったか」「どう周りに配慮をお願いしたか」身近に、実生活に沿ったロールモデルが見つかりづらい。それによって、夢や将来どうありたいのかをうまく描けない。
POINT.04
聴者は雑談など無意識に入ってくる音から、周りの状況や人間関係を推し量ることができるが、聴覚障害者は聞こえないが故にそれらの情報が蓄積されないことで、社会常識や社会通念が育ちにくい。
聴覚障害者に今、必要なこと
幼児教育から就労問題、様々なライフステージにおいて重要なものは『心理』であり『言語化』であると考えました。それは、自分に合った言語(手話を含む)を使い、自分自身のことばで感情や想いを表現する力が求められているということです。
そしてこれは、聴覚障害があろうとなかろうと、すべての人にとって根源的なことかもしれません。
自分の気持ちを言葉にできる、自分のことを言葉にできる。
「感情を言語化し自己肯定感を高め、ありのままの自分でいられる社会」の実現を、
聴覚障害当事者の視点から挑戦し続けます。
わたしたち一般社団法人4Heartsは聴覚障害者がかかえる様々な社会問題を
1人でも多くの人に知ってもらい、地域や社会と共に解決しています。
誰もがありのままの自分で、そこにいて当たり前の居場所あふれる社会を創ります。
ユニバーサルデザインからインクルーシブデザインの時代へ
福祉色・障害色に染まらない「それ、面白いね」の先へ
情報発信
障害当事者や保護者、それに関わる支援者の視点に立った情報発信。
講演活動
聴覚障害、LGBTQ当事者心理カウンセラーによるピアカウンセリングや講演活動。
コミュニティの提供
誰もがいて当たり前の居場所やコミュニティの提供。
4MIND of 4Hearts
法人概要 | |
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法人名 | 一般社団法人 4Hearts(フォーハーツ) |
登記日 | 令和2年5月25日 |
代表者 | 代表理事 那須 かおり |
住所 | 〒253-0072 神奈川県茅ヶ崎市今宿965番地1 |
電話番号 | 090-9694-2315 |
お問い合わせ | お問い合わせページからお願いします |
目的 | 聴覚障害者がかかえる様々な社会問題を多くの人と共有し、地域や社会と”ともに”解決する。 |
事業内容 |
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