小宮山日記(1)

2025年夏からアメリカ・ワシントンにあるギャローデット大学(Gallaudet University)へ、社会人として留学している小宮山さん。 世界でも数少ない“聴覚障害者のための大学”で学ぶその挑戦を、コラムとして届けていきます。
日本とは異なる文化や環境の中で、小宮山さんが何を感じ、どんな視点を持つのか。等身大の言葉で綴られるリアルな声を、どうぞお楽しみに。

皆さん初めまして、小宮山です。簡単に自己紹介させてください!

高校まではろう学校に通っていて、大学で初めて“聴者の世界”へ。手話サークルやカフェのバイト、国内外旅行など、色々な出会いに恵まれた大学生活でした。最初は介護職を目指していたけれど、実習で「これは違うかも」と感じて方向転換。先輩との会話がきっかけで、聴覚障害者の離職率の高さや、就労支援の必要性に興味を持つように。

その後、就労移行支援事業所で実習&バイトを経験。社会福祉士として働く道も考えつつ、まずは一般企業へ就職。現在、社会人5年目。日々の仕事を通して、まだまだ課題もあると痛感するように。

もっと広い視点で「聴覚障害者の就労支援」について学びたくて、今年の夏からアメリカ留学に向けて準備中です!趣味は旅行、ドライブ、食べ歩き、映画・ドラマ、そしてサウナ。基本リモートワークなので、週末はリフレッシュしに出かけることが多いです。
今後は、毎月1回くらいのペースで、「留学を決めたきっかけ」や「実際にどんな準備をしたか」など、少しずつ発信していこうと思っています。どうぞよろしくお願いします!